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こちらはネタもといつぶやきと小話のたまり場です。 キリリクを500ごとに受け付けます。 ほかにも、良い数字がありましたらぜひどうぞ!! サイト開設日2007/7/10
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「見つけたぞ、リアナ・クルセイドっ!!!

お前は同胞を殺した悪魔だっ!!!

そのお前が生きていていいはずがないっ!!!

潔く俺に殺されろっ!!!!!」


殺気を放つ男が少女に剣を振り下ろす。

「ふぅ・・・・・・。あんたもあいかわらずこりない男ね・・・。
アゾット・ゲルディス」

今まで座っていた椅子から離れ、少女は数歩離れた位置にいた。

男の攻撃はかすりもしなかったようだ。

「当然だろう・・・。お前に俺の大切な人を全員奪われたんだからなっ!!!
忘れたとは言わせないぞっ!!!」

少女を殺気立った目でにらみつける男。

「もちろん、忘れてないわよ。
あたしだって、それは忘れちゃいけないことだと思ってるし
忘れられないことだもの。

でも、アゾット。あたしはあんたに殺される気なんてさらさらないわ」

挑むような目つきで少女も男をにらみつけた。

「・・・・・・・・・。次は、次こそはお前を殺してやるっ!!!
せいぜい、それまで生きている時間を楽しむんだなっ!!!!!」

男が捨て台詞をはき、酒場の扉を蹴破って走って出て行った。



「・・・・・・。あの男、あのときの子供か?」

その場にいた星辰剣がリアナに訊ねる。

「・・・うん。そうなのよ、昔っからあんなかんじでね・・・。
ずーっと、あんなかんじなのよ・・・・・・」

ため息をつきながら、リアナはアゾットが出て行った扉を見つめた。


アゾットはリアナを憎んでいます。

両親と友達とそして自分以外の一族をリアナに殺されているからです。

もちろん、リアナはその人達を殺すつもりは全然ありませんでした。

戦闘防衛といった形だったんですけど

一族の人々の殺気がすごくてとてもその人達は正気じゃなかったんです。

だから、手加減することはできなくて殺す形になってしまいました。

もちろん、その一部始終を少年のアゾットは目の前で見ていました。


次の記事でアゾットの語りをします!!
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