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「ねえ、ライゼン。素朴な疑問があるんだけど、いい?」
目の前のライゼンという男に声をかける
我らがお嬢こと、リアナ。
「うん?なんだ?」
リアナに視線をよこす、長身の男ことライゼン。
「なんで、同盟軍に参加したの?」
リアナはまっすぐライゼンを見る。
「それはな・・・」
ライゼンはにやりと笑う。
「かわいい妹のためってやつだ。兄ちゃんが手伝ってやるから安心しろよ!」
そう言ってリアナの頭をライゼンはなでた。
「髪がぐしゃぐしゃになるって、もうっ・・・。
ありがと・・・、ライゼン」
「ああ。まあ、あんまり無茶すんなよ?」
「うーん、とりあえずは、ね。
いつでも無茶しないっていう約束なんてできないから」
「・・・それでも、お前が人の意見を聞き入れるなんてめずらしいんだ。
俺は気をつけてくれるだけでいい」
「ライゼンってそういうこというからアウグストににらまれるのよ」
(あたしを甘やかしてるからって)
それを聞いて、頭をかくライゼン。
「まあ、あいつがたまに俺をにらんでくる理由はそれだけじゃねえんだけどな」
「そうなの?」
首をかしげるリアナ。
「そうなんだ。まあ、お前は気にすんなよ?」
「男同士の事情ってこと?なんかずるーい!!」
頬をふくらませたリアナがライゼンをおいてすたすたと歩いていく。
リアナの後ろ姿を見送りライゼンはひとりつぶやく。
「はぁ・・・・。あいつが男心っつーもんをわかるのはまだ先だろうな・・・・・・。
つっても、あいつはトロイってやつの気持ちを知りたいだけだと思うけどな。
と、なると・・・・・・あいつが黙ってるわけねーしな・・・」
すぐにでも思い浮かぶ、あの顔。
「しゃーねーな。俺、あいつのこと応援してやりたいし
アウグストの奴をおさえとくか・・・・・・」
城のまわりで遊ぶ子供達を見て、ライゼンは
楽しそうでいいよなーと子供達をまぶしそうに見つめるのだった。
ライゼンは良い兄ちゃん!
なんとか、妹みたいなリアナを応援したいようです。
が、それがすんなりと叶うことも難しいようで。
リアナはトロイのことを好きだということをブランドによって
いろんな人にばらされたという方向で進みます。
が、トロイはいつもどおりであるような気がします。(それもどうなんだ・・・)
そんな変わらない状況と関係にリアナは悩んでいて
そんなリアナをライゼンとブランドがひやかしたり、さりげなく応援すればいい!!
っていっても、まだマリア村でのリアナとトロイの会話も
4の連載も終わってない奴が何言ってんだって感じですけど。
いえね、もうリアナが空回りしまくるところとか(トロイがリアナの気持ちに気付かないから)
ほのぼのなトロリア(でもまだくっつかない)とか
ブランドに相談したり、愚痴るリアナを妄想してしまうんですよ。
で、突然ですが蓮葉に聞きたいことがあるんですけど。
トロイってリアナが自分のことを好きってわかったら
どうすると思う?
気付けるかどうかも、わからないけども。(笑)